まもコラム

ケアマネのお悩み調査!
4つの悩みをご紹介

はじめに

ケアマネジャー(以下ケアマネ)は、介護保険を利用する高齢者が最善のサービスを受けられるように支援する職業です。
代表的な業務は、介護サービスの計画書であるケアプランの作成ですが、他にも様々な業務があります。

例をいくつか挙げると、

  • 介護保険を利用する方への介護サービスの提案
  • 利用者様やご家族の要望に応じたケアプラン作成
  • 定期的に利用者様の元へ訪問し、現状のサービスに問題がないかを確認
  • 利用者様のご家族や、利用者様が利用しているサービス事業所、行政、医療機関の担当者との打合せや会議
  • 介護保険に関する手続きやその他必要書類の作成
  • 利用者様やご家族のメンタル面のケア

など、非常に多くの業務があります。

このように多くの業務を抱えていることから、ケアマネという職業は「負担が大きい」というイメージを抱きがちです。では、実際にケアマネとして働く方たちは、どのようなことに対して悩みを感じているのでしょうか?

今回はケアマネの方が実際に仕事上でどのようなお悩みをかかえているのか、アンケートを実施して、意見の多かった4つのお悩みをご紹介します。

① 膨大な仕事量

悩みの一つとして、仕事量が多いことが多く挙げられました。
前述したように、ケアマネの基本的な仕事として、訪問や打合せといった直接利用者様や関係者と接するものから、ケアプランやその他必要な書類の作成といったデスクワークの事務作業にいたるまで、様々な業務があります。

なかでも、書類の作成には多くの時間がかかります。そのため、利用者様のご自宅を回ったり、ゆっくり相談に乗ったりして関係を構築する時間がとれないという悩みが挙げられました。また、時間内に仕事を終わらせることができず、未処理の書類がたまっていくという悩みも挙げられました。

事務作業に時間を取られてしまい、担当している利用者様との時間がとりたくてもとれないというジレンマがあるようです。

② 関係者とのコミュニケーション

利用者支援にあたって、関係者との情報共有に苦労したり、それぞれの意見をまとめることがむずかしいとお悩みの方も多く見られました。

ケアマネは、利用者様だけでなく、ご家族や、サービス事業所や行政・医療機関の担当者など、複数の方と関わりを持ちます。
そして、それぞれの意見を聞きながら、利用者様に最適なサービスを提案せねばなりません。

様々な関係者の意向に板ばさみになりながらも、双方の意見を尊重し、最適解を導き出す必要があるため、関係者とのコミュニケーションに悩まれている方も多いようです。

③ 多くの知識と経験が必要

所属している施設によっては、地域の高齢者の方やそのご家族など、様々な方から介護の相談を受ける相談業務を受け持つケアマネもいます。そのため、介護や健康に関する多くの知識、経験がないと回答ができず、大変であるというお悩みもありました。

介護保険や補助金などの、日々更新される介護関係の情報は知っておかねばなりませんし、時には健康や生活に関する想定外の相談を受けることもあるでしょう。

通常の業務にくわえて、専門外の相談に答えられるように情報収集にも時間を割かねばならないため、負担に感じているという方が見受けられました。

④ ケアマネ頼みなところがある

ケアマネは介護保険を利用する方が最適な支援を受けられるよう、あらゆる面で支援を行っています。しかし、その業務の範囲が広いことから、年々ケアマネに求められる役割が重く、多くなってきていると感じられている方も多いようです。

たとえば、利用者様の緊急時に家族と同じような対応を求められたり、事業所やご家族からのクレーム対応であったり、何でもかんでも頼まれて、キャパシティがオーバーしてしまうというご意見もありました。

介護に明るく、人の役に立ちたいという思いが人一倍つよいケアマネだからこそ、何でもかんでも頼みたくなってしまうのかもしれません。

おわりに

ご意見の多かった4つのお悩みをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
仕事量の多さをはじめ、複数の関係者とのコミュニケーションのむずかしさや、多くの知識や経験が必要なこと、何でもかんでも頼まれて自分の処理能力を超えてしまうという意外なお悩みもありました。

今後、高齢化社会が進むにつれ、ケアマネの役割はますます大きくなっていくことでしょう。

離れて暮らしていたり、家庭の都合でなかなか介護に携わることができないという方もいらっしゃると思いますが、ケアマネだけでなく利用者様のご家族が介護に携わることで、問題の早期発見につながることもあります。

近年は見守りシステムの普及などにより、離れていても介護に参加できる手段も増えてきました。

介護に携わる方がご自身で介護に関する情報を調べたり、システムなどを利用してケアマネと共に介護に進んで参加することも、時には大切かもしれません。

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