まもる〜のとは

図 ロボット技術の介護利用における重要分野
(出典 厚生労働省サイトより)

介護ロボットの世界

日本の高齢化率は増加を続け、医療・福祉の分野における人手不足は深刻さを増しています。日本の医療・福祉サービスは高度に発達してきましたが、従事者の負担はもはや限界にきていると言わざるを得ません。そのような課題に対処するために、近年は業務支援ロボットの導入が積極的に進められてきました。
特に介護分野においては2013年から日本政府主導の元に介護ロボットの開発・導入が進められてきました。介護ロボットを導入する目的は、介護を行う側の負担を軽減することだけでなく、介護される側の自立を支援することももう一つの大きな目的になっています。

介護ロボットには様々な種類がありますが、厚生労働省では介護ロボットを利用6分野13項目(図)に分類し、重点分野と定めて開発・支援が行われてきました。睡眠見守りセンサー"まもる~の"は見守り・コミニュケーションに分類される介護ロボットであり、高齢者の状態を間接的に見える化する機能を有しています。"まもる~の"のような種類の介護ロボットはITを組み合わせることで飛躍的に利便性を向上させることができるので、今後は介護分野の業務を大きく変革することが期待されています。

図 ロボット技術の介護利用における重要分野
(出典 厚生労働省サイトより)

睡眠見守りセンサーとは

睡眠とは何か?睡眠の最も大きな役割は体と脳の休息ですが、それだけではりません。同時に体と脳の機能を正常に保つための整備が行われます。記憶の整理や、ホルモンバランスの調整や、脳内の老廃物の除去といった重要な作業が行われているのです。さらに、睡眠にはサイクルがあって、体を休める「レム睡眠」と体と脳を休める「ノンレム睡眠」に分かれ、これを約90分の周期で繰り返しています。この睡眠サイクルが適正に繰り返されることで、睡眠時の重要な整備作業が効果的に行われ、健康の維持につながっているのです。

睡眠見守りセンサー"まもる~の"はそのように重要な睡眠の状態をITにより可視化することができます。睡眠時間はもちろん、睡眠の深さレベルとその周期を表示します。このデータを積み重ねることで利用者個々の睡眠パターンが抽出され、改善ポイントとして認識されることになります。またイベントごとに警報通知を発報してお知らせすることもできます。介護施設で使用される場合は利用者の健康を維持するために有効な情報であり、同時に介護者がその業務を行う時の行動計画に活用することができるのです。

まもる~のの目指すもの

これまで我々は介護ロボットを通して、医療・福祉の分野における課題に取り組んできました。ITを用いて労働環境や業務効率の改善、利用者の健康管理に貢献することは目指すべき目標ですが、まだまだ多くの課題が山積しています。この分野におけるデジタルトランスフォーメーションの流れは始まったばかりであり、課題の解決のために今後ますます加速させる必要があります。"まもる~の"のミッションは、ITで医療・福祉に係る全ての人々が豊かになれるように貢献することであり、その一翼を担えるようにこれからも取り組んでいきたいと考えています。

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